大雨に関する岐阜県気象情報 第11号
令和3年 8月15日16時53分 岐阜地方気象台発表
岐阜県では、これまでに降った大雨で地盤の緩んでいる所があります。引き続き15日夜のはじめ頃まで土砂災害に厳重に警戒してください。
[気象概況]
前線が本州南岸を南下中で、15日夜から16日にかけて東海道沖に停滞する見込みです。
岐阜県では、16日にかけて雨が小康状態となりますが、17日は前線が北上し再び雨が強まる見込みです。
また、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所や増水している河川があります。飛騨地方や東濃を中心に土砂災害の危険度が高い状態が続いている地域があります。
[雨の実況]
降り始め(12日11時00分)から15日16時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
下呂市萩原 467.5ミリ
中津川市付知 456.5ミリ
関市板取 442.5ミリ
本巣市樽見 435.0ミリ
郡上市八幡 421.5ミリ
下呂市宮地 395.5ミリ
[雨の予想]
16日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
美濃地方 20ミリ
飛騨地方 20ミリ
15日18時から16日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
美濃地方 40ミリ
飛騨地方 40ミリ
その後、16日18時から17日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
美濃地方 50から100ミリ
飛騨地方 50から100ミリ
[防災事項]
土砂災害に厳重に警戒し、河川の増水に注意・警戒してください。
[補足事項]
今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。また、土砂災害、浸水害、洪水の危険度に関しては、10分毎に更新されるこれらのキキクル(危険度分布)を確認してください。
この情報は「大雨と雷及び突風に関する岐阜県気象情報」を引き継ぐものです。
次の「大雨に関する岐阜県気象情報」は、16日6時頃に発表する予定です。