大雨に関する大分県気象情報 第18号
令和3年 8月15日16時47分 大分地方気象台発表
大分県では、17日にかけて土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
東シナ海から九州付近にのびる前線は、ゆっくり南下しており、雨は小康状態となっています。この前線は、15日夜には九州南部付近まで南下し、17日にかけて九州付近に停滞する見込みです。この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み大気の状態が不安定となるでしょう。
このため、大分県では16日朝から17日にかけて断続的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となる見込みです。18日も前線の影響で大雨となるおそれがあります。
<雨の実況>
降り始め(11日7時00分)から15日16時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
日田市椿ヶ鼻 766.5ミリ
日田市三本松 550.5ミリ
中津市耶馬渓 520.0ミリ
玖珠 422.5ミリ
中津市中津 384.5ミリ
由布市湯布院 356.5ミリ
<雨の予想>
16日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
中部 30ミリ
北部 40ミリ
西部 50ミリ
南部 30ミリ
15日18時から16日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
中部 100ミリ
北部 120ミリ
西部 150ミリ
南部 120ミリ
その後、16日18時から17日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
中部 100から200ミリ
北部 100から200ミリ
西部 100から200ミリ
南部 100から200ミリ
<防災事項>
土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
落雷や突風に注意してください。
今後発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。
土砂災害や浸水害、洪水害のキキクル(危険度分布)に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
次の情報は、16日6時頃に発表する予定です。