大雨に関する北陸地方気象情報 第11号
令和3年 8月15日16時00分 新潟地方気象台発表
北陸地方では、これまでに降った大雨により、地盤の緩んでいる所があり、増水している河川があります。土砂災害に注意・警戒し、河川の増水に注意してください。
[要因]
前線が華中から西日本を通り東日本太平洋側にのびています。北陸地方の雨は小康状態となっていますが、これまでに降った大雨により地盤の緩んでいる所があり、また上流で降った雨により増水している河川があります。
[雨の実況]
降り始め(12日2時00分)から15日15時00分までの降水量(アメダスによる速報値)は、多い所で、
新潟県
糸魚川 232.5ミリ
糸魚川市能生 230.0ミリ
上越市川谷 205.0ミリ
石川県
宝達志水 312.0ミリ
白山市白峰 222.5ミリ
かほく 206.5ミリ
富山県
氷見 301.5ミリ
高岡市伏木 231.0ミリ
宇奈月 203.5ミリ
福井県
越前市武生 205.5ミリ
大野市九頭竜 192.0ミリ
福井市美山 191.5ミリ
となっています。
[防災事項]
北陸地方では、16日にかけて土砂災害に注意・警戒し、15日夜遅くまで河川の増水に注意してください。
その後も、少しの雨で土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。
[特記事項]
今後発表する警報、注意報、指定河川洪水予報、気象情報等に留意してください。
[情報の発表予定]
これで「大雨に関する北陸地方気象情報」は、終了します。