大雨と雷及び突風に関する東京都気象情報　第６号
令和３年　８月１４日１７時１２分　気象庁発表

　東京地方では、１５日明け方から夕方にかけて、断続的に雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水に注意・警戒してください。東京地方、伊豆諸島北部では１５日にかけて落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうにも注意してください。

　［気象状況と予想］
　　前線が西日本から東日本に停滞しており、１５日は前線上を低気圧が東に進む見込みです。前線や低気圧に向かって、南から暖かく湿った空気が流れ込むため、東京地方と伊豆諸島北部では、１５日にかけて大気の非常に不安定な状況が続くでしょう。
　
　［防災事項］
　　東京地方では、１５日明け方から夕方にかけて、断続的に雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。発達した雨雲が停滞した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水に注意・警戒してください。
　　また、１５日夕方にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
　　伊豆諸島北部でも、１５日にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、局地的な激しい雨に注意してください。
　
　［量的予想］
　＜雨の予想＞
　１５日に予想される１時間降水量は多い所で、
　　東京地方　　　　４０ミリ
　１４日１８時から１５日１８時までに予想される２４時間降水量は多い所で、
　　東京地方　　　１００ミリ
　の見込みです。
　
　［補足事項］
　　今後発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
　　また、土砂災害や浸水害及び洪水害の危険度に関しては「気象庁ホームページ」のキキクル（危険度分布）をご確認ください。
　　この情報は「雷と突風及び降ひょうに関する東京都気象情報」を引き継ぐものです。
　　次の「大雨と雷及び突風に関する東京都気象情報」は、１５日６時頃に発表する予定です。