大雨と雷及び突風に関する千葉県気象情報　第８号
令和３年　８月１５日０６時１１分　銚子地方気象台発表

　千葉県では、１５日昼過ぎにかけて雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。

　［気象状況と予想］
　　前線が西日本から東日本に停滞しており、前線上の近畿地方には低気圧があって東へ進んでいます。この低気圧は西日本から東日本を東進し、１５日夜には関東の東へ達する見込みです。
　　千葉県では、前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、１５日夕方にかけて、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
　
　［防災事項］
　　千葉県では、１５日昼過ぎにかけて雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。１５日夕方まで土砂災害に厳重に警戒し、１５日昼過ぎまで低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
　　また、１５日夕方にかけて落雷や竜巻などの激しい突風にも注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
　
　［量的予想］
　＜雨の予想＞
　１５日に予想される１時間降水量は、いずれも多い所で、
　　北西部　４０ミリ
　　北東部　４０ミリ
　　南部　　４０ミリ
　１５日６時から１６日６時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　北西部　８０ミリ
　　北東部　８０ミリ
　　南部　　８０ミリ
　です。
　
　［補足事項］
　　今後発表する土砂災害警戒情報、警報、注意報、早期注意情報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
　　また、土砂災害や浸水害及び洪水害の危険度に関しては「気象庁ホームページ」のキキクル（危険度分布）をご確認ください。
　　次の「大雨と雷及び突風に関する千葉県気象情報」は、１５日１７時頃に発表する予定です。