大雨に関する広島県気象情報 第24号
令和3年 8月15日06時18分 広島地方気象台発表

 広島県では、大雨の峠は越えましたが、これまでの記録的な大雨により地盤の緩んでいる所がありますので、引き続き土砂災害に厳重に警戒してください。

  06時10分に広島市と廿日市市の大雨特別警報は、大雨警報に切り替えました。
 
  西日本には前線が停滞しています。広島県では、大雨の峠は越えましたが、降り始めからの総降水量が500ミリに達し、8月の月降水量の平年値を大幅に超える記録的な大雨となっています。これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があり、土砂災害警戒情報を発表している市町があります。引き続き土砂災害に厳重に警戒してください。また、河川の増水や氾濫にも警戒してください。
  
 <雨の実況>
  降り始め(11日16時00分)から15日6時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
   広島市安佐北区三入 502.5ミリ
     広島市佐伯湯来 482.0ミリ
    安芸太田町内黒山 472.5ミリ
     北広島町都志見 464.0ミリ
     安芸高田市甲田 463.5ミリ
 
 <雨の予想>
  15日6時から16日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも 多い所で、
  南部 30ミリ
  北部 30ミリ
 
 <防災事項>
  土砂災害、河川の増水や氾濫、浸水害
 
  今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
 
  この情報は「大雨と突風及び落雷に関する広島県気象情報」を引き継ぐものです。
 
  次の「大雨に関する広島県気象情報」は、15日17時頃に発表する予定です。