大雨に関する岡山県気象情報　第９号
令和３年　８月１４日１６時４０分　岡山地方気象台発表

　岡山県では、１５日にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降り大雨となる見込みです。土砂災害に厳重に警戒し、河川の増水や氾濫に警戒してください。

　　西日本に停滞している前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、前線活動が活発となり、大気の状態が不安定となっています。
　　このため、岡山県では、１５日明け方にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降るでしょう。降り始めからの降水量が２５０ミリに達している所や、８月の月降水量の平年値を上回り、２倍以上の降水量となった地点もあります。
　　現在、土砂災害警戒情報を発表している市町村があります。１５日にかけて土砂災害に厳重に警戒し、河川の増水や氾濫に警戒してください。
　　前線は来週にかけて日本付近に停滞する見込みです。　　
　
　＜雨の実況＞
　　降り始め（１１日１９時００分）から１４日１６時００分までの降水量（アメダスによる速報値）
　　　高梁市陣山　２７１．５ミリ
　　　　　　新見　２６８．５ミリ
　　　井原市佐屋　２５４．５ミリ
　
　＜雨の予想＞
　１４日に予想される１時間降水量は、いずれも多い所で、
　　南部　３０ミリ
　　北部　３０ミリ
　１５日に予想される１時間降水量は、いずれも多い所で、
　　南部　３０ミリ
　　北部　３０ミリ
　１４日１８時から１５日１８時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　南部　８０ミリ
　　北部　８０ミリ
　その後、１５日１８時から１６日１８時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　南部　およそ５０ミリ
　　北部　およそ５０ミリ
　
　＜防災事項＞
　　土砂災害、河川の増水や氾濫、浸水害、落雷、突風　
　
　　今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
　　
　　次の「大雨に関する岡山県気象情報」は、１５日６時頃に発表する予定です。