大雨に関する福岡県気象情報 第22号
令和3年 8月15日06時25分 福岡管区気象台発表
福岡地方、筑後地方の大雨特別警報を警報に切り替えました。福岡県では、これまでの記録的な大雨により地盤が非常に緩んでいるため、16日にかけて土砂災害に厳重に警戒し、15日夕方まで河川の増水や氾濫に警戒してください。
15日6時10分に、福岡地方、筑後地方の大雨特別警報を警報に切り替えました。
東シナ海から九州北部地方にのびる前線は、15日夜には九州南部付近まで南下し、16日夜にかけて九州北部地方に北上する見込みです。このため、16日朝から局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。
福岡県では、11日の降り始めからの降水量が多い所で800ミリを超えており、土砂災害の危険度が非常に高まっている所や増水している河川があります。今後、少しの雨でも土砂災害の発生するおそれがあります。
<雨の実況>
降り始め(11日7時00分)から15日6時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
大牟田 855.0ミリ
八女市黒木 850.5ミリ
久留米市津福本町 762.5ミリ
久留米市耳納山 715.5ミリ
柳川 713.5ミリ
<雨の予想>
16日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
福岡地方 50ミリ
北九州地方 50ミリ
筑豊地方 50ミリ
筑後地方 50ミリ
16日6時から17日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
福岡地方 100から200ミリ
北九州地方 100から200ミリ
筑豊地方 100から200ミリ
筑後地方 100から200ミリ
<防災事項>
土砂災害に厳重に警戒し、河川の増水や氾濫に警戒してください。
落雷や突風に注意してください。
今後発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。
土砂災害や浸水害、洪水害のキキクル(危険度分布)に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
この情報は「大雨と落雷及び突風に関する福岡県気象情報」を引き継ぐものです。
次の情報は、15日16時30分頃に発表する予定です。