大雨に関する長崎県気象情報 第21号
令和3年 8月15日06時31分 長崎地方気象台発表

 南部、北部の大雨特別警報は警報に切り替えましたが、引き続き16日にかけて土砂災害に厳重に警戒してください。

  15日6時10分に、南部、北部の大雨特別警報を大雨警報に切り替えました。
  東シナ海から九州北部地方にのびる前線は、15日夜には九州南部付近まで南下し、16日夜にかけて九州北部地方へ北上する見込みです。
  このため、長崎県では16日明け方から局地的に雷を伴い非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。
  長崎県ではこれまでの記録的な大雨により、土砂災害の危険度が非常に高まっている所があります。
  今後少しの雨でも土砂災害の発生するおそれがあります。
 
 <雨の実況>
  降り始め(11日3時00分)から15日6時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
      雲仙岳 935.5ミリ
   長崎市長浦岳 894.0ミリ
    西海市西海 737.5ミリ
       諫早 667.0ミリ
       島原 664.0ミリ
 
 <雨の予想>
 16日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部    50ミリ
  北部    50ミリ
  壱岐・対馬 30ミリ
  五島    50ミリ
 
 16日6時から17日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部    100から200ミリ
  北部    100から200ミリ
  壱岐・対馬 50から100ミリ
  五島    100から200ミリ
 
 <防災事項>
  土砂災害に厳重に警戒してください。河川の増水、落雷や突風に注意してください。
 
  今後発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。
  土砂災害や浸水害、洪水害のキキクル(危険度分布)に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
 
 この情報は「大雨と落雷及び突風に関する長崎県気象情報」を引き継ぐものです。
 
  次の情報は、15日16時30分頃に発表する予定です。