大雨に関する熊本県気象情報 第18号
令和3年 8月15日06時29分 熊本地方気象台発表
熊本県では、16日にかけて土砂災害に厳重に警戒してください。
東シナ海から九州北部地方にのびる前線は、15日夜には九州南部付近まで南下し、16日夜にかけて九州北部地方へ北上する見込みです。
このため、熊本県では16日昼前から局地的に雷を伴い非常に激しい雨が降り大雨となるおそれがあります。
熊本県では、これまでの記録的な大雨により、土砂災害の危険度が非常に高まっている所があります。
今後少しの雨でも土砂災害の発生するおそれがあります。
<雨の実況>
降り始め(11日3時00分)から15日6時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
山鹿市鹿北 855.5ミリ
天草市本渡 607.5ミリ
南阿蘇村久木野 587.0ミリ
玉名市岱明 566.5ミリ
熊本空港 543.5ミリ
<雨の予想>
16日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
熊本地方 50ミリ
阿蘇地方 50ミリ
天草・芦北地方 50ミリ
球磨地方 50ミリ
16日6時から17日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
熊本地方 100から200ミリ
阿蘇地方 100から200ミリ
天草・芦北地方 100から200ミリ
球磨地方 100から200ミリ
<防災事項>
土砂災害に厳重に警戒してください。
河川の増水、落雷や突風に注意してください。
今後発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。
土砂災害や浸水害、洪水害のキキクル(危険度分布)に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
この情報は「大雨と落雷及び突風に関する熊本県気象情報」を引き継ぐものです。
次の気象情報は、15日16時30分頃に発表する予定です。