大雨と雷及び降ひょうに関する山梨県気象情報　第１号
令和３年　８月１４日００時１１分　甲府地方気象台発表

　山梨県では、前線の影響で１５日にかけて雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。

　［気象状況と予想］
　　西日本から東日本に停滞している前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、大気の状態が不安定となっています。前線は、向こう１週間程度は本州付近に停滞する見込みで、前線の活動が活発な状態が続くでしょう。
　　山梨県では、１５日にかけて断続的に雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
　
　［防災事項］
　＜大雨・雷・ひょう＞
　　中・西部では、土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。東部・富士五湖では土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意してください。
　　また、落雷や突風に注意してください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意が必要です。
　
　［量的予想］
　＜雨の予想＞
　１４日に予想される１時間降水量は、いずれも多い所で、
　　中・西部　　　　３０ミリ
　　東部・富士五湖　３０ミリ
　１４日０時から１５日０時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　峡南地域　　　　　　　　　１５０ミリ
　　中北地域、富士五湖　　　　１２０ミリ
　　峡東地域、東部　　　　　　１００ミリ
　その後、１５日０時から１６日０時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　中・西部　　　　１００から１５０ミリ
　　東部・富士五湖　１００から１５０ミリ
　の見込みです。
　
　［補足事項］
　　今後発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報に留意してください。また、土砂災害や浸水害及び洪水害の危険度に関しては「気象庁ホームページ」のキキクル（危険度分布）をご確認ください。
　　次の「大雨と雷及び降ひょうに関する山梨県気象情報」は、１４日６時頃に発表する予定です。