大雨と雷及び降ひょうに関する群馬県気象情報 第2号
令和3年 8月13日16時29分 前橋地方気象台発表

 群馬県では、14日にかけて雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷、突風、降ひょうに注意してください。

 [気象状況と予想]
  前線が西日本から東日本に停滞し、向こう1週間程度は本州付近に停滞する見込みです。
  群馬県では、前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、大気の状態が不安定となっており、この状態は14日にかけて続く見込みです。
 
 [防災事項]
  群馬県では、14日にかけて雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。これまでに降った雨により、北部を中心に地盤の緩んでいる所があり、少しの雨でも警報級の大雨となるおそれがあります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。15日以降も本州付近に前線が停滞するため、雨量がさらに増えるおそれがあります。
  また、落雷や突風にも注意してください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意が必要です。
 
 [量的予想]
 <雨の予想>
  14日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
   南部 40ミリ
   北部 40ミリ
  13日18時から14日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
   南部 100ミリ
   北部 120ミリ
 です。
  その後、14日18時から15日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部 100から150ミリ
  北部 100から150ミリ
 です。
 
 [補足事項]
  今後発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報に留意してください。
  また、土砂災害や浸水害及び洪水害の危険度に関しては「気象庁ホームページ」のキキクル(危険度分布)をご確認ください。
  次の「大雨と雷及び降ひょうに関する群馬県気象情報」は、14日6時頃に発表する予定です。