大雨と突風及び落雷に関する京都府気象情報　第５号
令和３年　８月１３日１６時４７分　京都地方気象台発表

　京都府では、１４日明け方にかけて土砂災害に、南部では、１３日夜のはじめ頃にかけて低い土地の浸水に警戒してください。また、河川の増水に十分注意してください。

　　西日本付近に停滞する前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、京都府では大気の状態が非常に不安定となり、局地的に激しい雨の降っている所があります。この状態は、少なくとも１６日頃にかけて続く見込みで、向こう一週間程度は、前線が西日本付近に停滞して大雨が続き、総降水量がかなり多くなるおそれがあります。
　　１６日頃にかけて警報級の大雨が続き、土砂災害や洪水害の危険度が高まる見込みです。特に、１４日昼過ぎから１５日にかけて前線の位置や活動の程度によっては、大雨の危険度が更に高まる可能性があります。気象台が発表する警報などの最新の気象情報を普段以上にこまめに確認するとともに、最新のキキクル（危険度分布）で状況を確認してください。
　
　［雨の実況］
　　降り始め（１１日２１時００分）から１３日１６時００分までの降水量（アメダスによる速報値）
　　　福知山市坂浦　１３２．５ミリ
　　　　　　　宮津　１０１．５ミリ
　　　　　　京田辺　　９２．５ミリ
　
　［雨の予想］
　　京都府では、１４日にかけて、局地的に雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降る見込みです。
　　１３日から１４日にかけて予想される１時間降水量は、いずれも多い所で、
　　　北部　４０ミリ
　　　南部　５０ミリ
　　１３日１８時から１４日１８時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　　北部　１８０ミリ
　　　南部　１８０ミリ
　　その後、１４日１８時から１５日１８時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　　北部　１００から２００ミリ
　　　南部　１００から２００ミリ
　　その後も大雨が続き、総降水量がかなり多くなるおそれがあります。
　
　［防災事項］
　　土砂災害、低い土地の浸水に警戒してください。
　　河川の増水に十分注意してください。
　　竜巻などの激しい突風、落雷に注意してください。
　　発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
　
　［補足事項］
　　今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
　　次の「大雨と突風及び落雷に関する京都府気象情報」は、１４日６時頃に発表する予定です。