大雨に関する富山県気象情報　第７号
令和３年　８月１３日１７時１３分　富山地方気象台発表

　西部では、１４日にかけて土砂災害に厳重に警戒してください。富山県では、１５日にかけて土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫にも注意・警戒してください。

　［要因］
　　前線が、西日本から東日本に停滞し、南から暖かく湿った空気が流れ込み、富山県では大気の状態が不安定となっています。前線は、向こう１週間程度は本州付近に停滞する見込みで、前線の活動が活発な状態が続くでしょう。
　
　［雨の実況］
　　降り始め（１２日５時００分）から１３日１７時００分までの降水量（アメダスによる速報値）
　　　　　　　氷見　２４７．５ミリ
　　　　高岡市伏木　１６１．５ミリ
　　　　　　　朝日　１１１．０ミリ
　　　　　　宇奈月　１１１．０ミリ
　　　　上市町東種　１０４．５ミリ
　　　　　　　富山　　９９．０ミリ
　　　　　　　砺波　　９７．５ミリ
　　　　　　　八尾　　９５．５ミリ
　　　　　　　魚津　　９１．５ミリ
　　　　　南砺高宮　　９１．５ミリ
　
　［雨の予想］
　　富山県では、１４日にかけて、雷を伴って１時間に３０ミリ以上の激しい雨が降り、１３日夜遅くから１４日昼前にかけて局地的には１時間に５０ミリの非常に激しい雨の降る所があるでしょう。
　　１３日１８時から１４日１８時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　東部・西部共に　２００ミリ
　　その後、１４日１８時から１５日１８時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　東部・西部共に　１００から２００ミリ
　の見込みです。
　　その後も、前線は本州付近に停滞するため大雨が続き、総雨量がかなり多くなるおそれがあります。
　
　［防災事項］
　　西部では、１４日にかけて土砂災害に厳重に警戒してください。富山県では１５日にかけて土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫にも注意・警戒してください。その後も前線の位置や活動の程度によっては、警報級の大雨が継続するおそれがあります。
　
　［特記事項］
　　今後発表する土砂災害警戒情報、警報、注意報、気象情報等に留意してください。
　
　［情報の発表予定］
　　次の「大雨に関する富山県気象情報」は、１４日６時頃に発表する予定です。