大雨と突風及び落雷に関する広島県気象情報 第13号
令和3年 8月13日13時25分 広島地方気象台発表

 広島市の大雨特別警報は大雨警報に切り替わりましたが、江の川上流では氾濫が発生しているため、洪水への一層の警戒が必要です。指定河川洪水予報をご覧ください。

  13時0分に広島市の大雨特別警報は大雨警報に切り替わりましたが、江の川上流では氾濫が発生しています。
  
  西日本に停滞している前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、中国地方では引き続き大気の状態が非常に不安定となっています。
 
  このため、15日にかけて断続的に激しい雨が降り、大雨となる見込みです。河川の増水や氾濫、土砂災害に厳重に警戒し、浸水害に警戒してください。
  また、竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
  前線は来週にかけて日本付近に停滞する見込みです。
 
 <雨の実況>
  降り始め(11日16時00分)から13日13時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
    安芸高田市甲田 237.0ミリ
    北広島町都志見 216.0ミリ
   安芸高田市美土里 205.0ミリ
    安芸太田町加計 197.5ミリ
   安芸太田町内黒山 195.5ミリ
   東広島市八本松町 186.0ミリ
 
 <雨の予想>
 13日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部 40ミリ
  北部 40ミリ
 14日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部 40ミリ
  北部 40ミリ
 13日12時から14日12時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部 200ミリ
  北部 200ミリ
 その後、14日12時から15日12時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部 100から200ミリ
  北部 100から200ミリ
 その後も、降水量はさらに増える見込みです。
 
 <防災事項>
  河川の増水や氾濫、土砂災害、浸水害、竜巻などの激しい突風、落雷
 
  今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
 
  次の「大雨と突風及び落雷に関する広島県気象情報」は、13日17時頃に発表する予定です。