大雨に関する島根県気象情報 第11号
令和3年 8月14日05時31分 松江地方気象台発表

 島根県では、15日にかけて大雨となる見込みです。河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、土砂災害、浸水害に警戒してください。

  西日本に停滞している前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、島根県では大気の状態が不安定となっています。
  
  このため、島根県では引き続き15日にかけて断続的に激しい雨が降り、大雨となる見込みです。降り始めからの総降水量が200ミリを超えている所があります。また、8月の月降水量の平年値を超えている所もあります。河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、土砂災害、浸水害に警戒してください。
  前線は来週にかけて日本付近に停滞する見込みです。
 
 <雨の実況>
  降り始め(11日13時00分)から14日5時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
    益田市匹見 252.0ミリ
   津和野町森村 216.0ミリ
   吉賀町七日市 184.5ミリ
    安来市伯太 171.0ミリ
    雲南市掛合 163.5ミリ
 
 <雨の予想>
 14日から15日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  東部 40ミリ
  西部 40ミリ
  隠岐 20ミリ
 14日6時から15日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  東部 150ミリ
  西部 180ミリ
  隠岐 100ミリ
 
 <防災事項>
  土砂災害、浸水害、河川の増水や氾濫、落雷、突風
  
  今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
 
  次の「大雨に関する島根県気象情報」は、14日17時頃に発表する予定です。