大雨と雷及び突風に関する三重県気象情報 第5号
令和3年 8月13日16時52分 津地方気象台発表

 三重県では、14日にかけて雷を伴って激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、竜巻などの激しい突風、落雷に注意してください。

 [気象概況]
  前線が華中から西日本を通って東日本へのびており、15日にかけて本州付近に停滞する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、三重県では14日にかけて、大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴って激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
  前線の活動が予想よりも活発となった場合や雨雲が停滞した場合には、北中部では警報級の大雨となる可能性があります。
 
 [雨の実況]
  降り始め(12日2時00分)から13日16時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
       上野 87.0ミリ
     津市白山 79.5ミリ
   いなべ市北勢 71.5ミリ
    伊勢市小俣 65.5ミリ
    津市笠取山 62.5ミリ
 
 [雨の予想]
 13日から14日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  北中部 30ミリ
  南部  30ミリ
 13日18時から14日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  北中部 120ミリ
  南部  150ミリ
 その後、14日18時から15日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  北中部 100から150ミリ
  南部  100から150ミリ
 
 [防災事項]
  土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、竜巻などの激しい突風、落雷、降ひょうに注意してください。また、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
 
 [補足事項]
  今後発表する警報、注意報、竜巻注意情報、気象情報に留意してください。また、土砂災害、浸水害、洪水の危険度に関しては、10分毎に更新されるこれらのキキクル(危険度分布)を確認してください。
  次の「大雨と雷及び突風に関する三重県気象情報」は、14日6時頃に発表する予定です。