大雨と落雷及び突風に関する山口県気象情報 第6号
令和3年 8月13日16時32分 下関地方気象台発表
山口県では、8月の平年値を超える大雨となっている所があります。15日にかけて土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
九州北部地方に停滞する前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、大気の状態が非常に不安定となっており、前線の活動が活発となっています。前線は15日にかけて九州北部地方に停滞する見込みです。
山口県では、降り始めからの降水量が8月の平年値を超えている所があります。
引き続き、15日にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が断続的に降り、大雨となるおそれがあります。また、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。
16日以降も、前線の影響で大雨となる見込みです。
<雨の実況>
降り始め(11日11時00分)から13日16時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
岩国市羅漢山 199.0ミリ
周南市和田 176.0ミリ
岩国市広瀬 167.0ミリ
宇部 161.0ミリ※
周南市鹿野 159.0ミリ
※は8月の平年値を超えた観測地点
<雨の予想>
13日から14日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
西部 50ミリ
中部 50ミリ
東部 50ミリ
北部 50ミリ
13日18時から14日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
西部 250ミリ
中部 250ミリ
東部 250ミリ
北部 250ミリ
その後、14日18時から15日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
西部 100から200ミリ
中部 100から200ミリ
東部 100から200ミリ
北部 100から200ミリ
<防災事項>
土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
今後発表する警報や注意報、竜巻注意情報、気象情報などに留意してください。
土砂災害や浸水害、洪水害のキキクル(危険度分布)に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
次の情報は、14日6時頃に発表する予定です。