大雨に関する長野県気象情報 第4号
令和3年 8月13日05時42分 長野地方気象台発表

 長野県では、14日にかけて、雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷、突風、降ひょうに注意してください。

 [気象状況と予想]
  前線が、対馬海峡付近から東日本を通って日本の東にのびており、向こう1週間程度は本州付近に停滞する見込みです。
  長野県では、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となっているため、14日にかけて雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。15日以降も前線は本州付近に停滞するため、その後も降水量が増える見込みです。
 
 [防災事項]
  長野県では、14日にかけて、大雨となる所があるでしょう。雨雲が現在の予想以上に発達した場合は、警報級の大雨となる可能性もあります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
  また、落雷、突風、降ひょうにも注意してください。
 
 [量的予想]
 <雨の予想>
 14日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  北部 30ミリ 
  中部 30ミリ
  南部 40ミリ
 
 13日6時から14日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  北部 150ミリ 
  中部 150ミリ
  南部 250ミリ
 
 その後、14日6時から15日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  北部 100から200ミリ 
  中部 100から200ミリ
  南部 200から300ミリ
 の見込みです。
 
 [補足事項]
  今後、発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報に留意してください。
  また、土砂災害や浸水害及び洪水害の危険度に関しては「気象庁ホームページ」のキキクル(危険度分布)をご確認ください。
  次の「大雨に関する長野県気象情報」は13日17時頃に発表する予定です。