大雨に関する長野県気象情報 第2号
令和3年 8月12日10時59分 長野地方気象台発表
長野県では、前線の影響で15日にかけて雷を伴った激しい雨が断続的に降り、大雨となる所があるでしょう。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
[気象状況と予想]
前線が華中から西日本にのびています。前線は次第に北上し、13日には西日本日本海側から北日本付近へのびる見込みです。その後も来週にかけて、前線は本州付近に停滞するでしょう。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発な状態が続く見込みです。
このため、長野県では12日夕方から雷を伴った激しい雨が降り始め、15日にかけて断続的に続く見込みです。
前線はその後も日本付近に停滞するため、大雨が続くおそれがあります。
[防災事項]
長野県では、15日にかけて雷を伴った激しい雨が断続的に降り、大雨となる所があるでしょう。雨雲が現在の予想以上に発達した場合は、警報級の大雨となる可能性もあります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
また、落雷、突風、降ひょうにも注意してください。
[量的予想]
<雨の予想>
12日12時から13日12時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 80ミリ
中部 100ミリ
南部 150ミリ
その後、13日12時から14日12時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 100から200ミリ
中部 100から200ミリ
南部 200から300ミリ
の見込みです。
14日以降も前線は本州付近に停滞するため、雨量がさらに増えるおそれがあります。
[補足事項]
今後、発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報に留意してください。
また、土砂災害や浸水害及び洪水害の危険度に関しては「気象庁ホームページ」のキキクル(危険度分布)をご確認ください。
次の「大雨に関する長野県気象情報」は12日17時頃に発表する予定です。