大雨と雷及び降ひょうに関する栃木県気象情報 第3号
令和3年 8月12日22時41分 宇都宮地方気象台発表

 南部では、12日夜遅くまで低い土地の浸水に、13日未明まで河川の増水・氾濫に警戒してください。また、栃木県では13日明け方にかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷や突風などに注意してください。

 [気象状況と予想]
  関東甲信地方では、前線に向かって暖かく湿った空気が入り、大気の状態が不安定となっています。栃木県では、13日明け方にかけて大気の状態が不安定となるでしょう。
 
 [防災事項]
  栃木県では、12日夜遅くまで局地的に1時間50ミリの非常に激しい雨が降る見込みです。南部では、12日夜遅くまで低い土地の浸水に、13日未明にかけて河川の増水・氾濫に警戒してください。なお、これまで降った雨で地盤の緩んでいる地域があり、予想以上に発達した雨雲が停滞した場合には、北部でも警報級の大雨のおそれがあります。13日明け方にかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷や突風、降ひょうに注意してください。
 
 [量的予想]
 <雨の予想>
  12日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
   北部 40ミリ
   南部 50ミリ
  12日18時から13日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
   北部・南部 90ミリ
 の見込みです。
 
 [特記事項]
  令和3年2月13日の福島県沖の地震で揺れの大きかった高根沢町、那須町では、大雨警報・注意報および土砂災害警戒情報の土壌雨量指数基準を通常より引き下げた暫定基準で運用しています。
 
 [補足事項]
  今後発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報などに留意してください。
  また、土砂災害や浸水害及び洪水害の危険度に関しては「気象庁ホームページ」のキキクル(危険度分布)をご確認ください。
  次の「大雨と雷及び降ひょうに関する栃木県気象情報」は13日6時頃に発表する予定です。