大雨と突風及び落雷に関する奈良県気象情報 第2号
令和3年 8月12日16時58分 奈良地方気象台発表
奈良県では、13日にかけて低い土地の浸水、河川の増水、土砂災害に十分注意してください。また、竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。
前線が近畿地方に停滞しており、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、奈良県では大気の状態が非常に不安定となり、局地的に雷雲が発達するおそれがあります。前線は13日にかけて近畿地方に停滞する見込みです。
その後も来週にかけて、前線が西日本付近に停滞するおそれがあります。前線の位置や活動の程度によっては、15日頃にかけて警報級の大雨となる可能性があります。
[雨の実況]
降り始め(11日14時00分)から12日16時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
十津川村葛川 75.0ミリ
奈良市東紀寺町 74.5ミリ
田原本 69.0ミリ
葛城市寺口 67.5ミリ
[雨の予想]
奈良県では、13日にかけて、局地的に雷を伴った激しい雨の降るおそれがあります。
12日から13日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 30ミリ
南部 30ミリ
12日18時から13日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 150ミリ
南部 180ミリ
その後、13日18時から14日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 100から200ミリ
南部 100から200ミリ
その後も大雨が続き、総降水量がかなり多くなるおそれがあります。
[防災事項]
低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害に十分注意してください。
竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
[補足事項]
今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
次の「大雨と突風及び落雷に関する奈良県気象情報」は、13日6時頃に発表する予定です。