大雨と突風及び落雷に関する奈良県気象情報 第1号
令和3年 8月12日11時16分 奈良地方気象台発表

 北部では、12日夕方にかけて河川の増水や氾濫に警戒してください。奈良県では、土砂災害や低い土地の浸水に十分注意し、竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。

  13日にかけて、西日本付近に前線が停滞し、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため前線の活動が活発な状態が続く見込みです。奈良県では大気の状態が非常に不安定となり、局地的に雷雲が発達するおそれがあります。
  その後も来週にかけて、前線が西日本付近に停滞するおそれがあります。前線の位置や活動の程度によっては、15日頃にかけて警報級の大雨となるおそれがあります。
 
 [雨の予想]
  奈良県では、13日にかけて、局地的に雷を伴った激しい雨の降るおそれがあります。
  12日から13日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  北部 30ミリ
  南部 30ミリ
  12日12時から13日12時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  北部 120ミリ
  南部 150ミリ
  その後、13日12時から14日12時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  北部 100から200ミリ
  南部 100から200ミリ
  その後も大雨が続き、総降水量がかなり多くなるおそれがあります。
 
 [防災事項]
  河川の増水や氾濫に警戒してください。
  土砂災害や低い土地の浸水に十分注意してください。
  竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。
  発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
 
 [補足事項]
  今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
  次の「大雨と突風及び落雷に関する奈良県気象情報」は、12日16時頃に発表する予定です。