大雨に関する新潟県気象情報 第3号
令和3年 8月12日16時37分 新潟地方気象台発表

 新潟県では、14日にかけて大雨となり、その後も大雨が続くおそれがあります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意・警戒してください。

 [要因]
  前線が華中から西日本日本海側を通って東日本にのびており、13日にかけて、東日本をやや北上し停滞する見込みです。その後も来週にかけて、前線は本州付近に停滞するでしょう。前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となり、前線の活動が活発な状態が続く見込みです。
 
 [雨の予想]
  新潟県では、14日にかけて大雨となり、雷を伴って1時間に30ミリ以上の激しい雨の降る所があるでしょう。
  12日18時から13日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  下越 60ミリ
  中越 80ミリ
  上越 80ミリ
  佐渡 40ミリ
  その後、13日18時から14日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  下越 50から100ミリ
  中越 100から150ミリ
  上越 100から150ミリ
  佐渡 50から100ミリ
 の見込みです。
  その後も、前線は本州付近に停滞するため大雨が続き、総雨量が多くなるおそれがあります。
 
 [防災事項]
  新潟県では、これまでの大雨により、地盤の緩んでいる所があります。14日にかけて土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意・警戒してください。その後も警報級の大雨が継続するおそれがあります。また、落雷や突風にも注意してください。
 
 [特記事項]
  今後発表する警報、注意報、気象情報等に留意してください。
 
 [情報の発表予定]
  次の「大雨に関する新潟県気象情報」は、13日6時頃に発表する予定です。