大雨に関する石川県気象情報 第5号
令和3年 8月12日16時42分 金沢地方気象台発表

 石川県では14日にかけて大雨となり、その後も大雨が続くおそれがあります。土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意・警戒してください。

 [要因] 
  前線が華中から西日本日本海側を通って東日本にのびており、13日にかけて、東日本をやや北上し停滞する見込みです。その後も来週にかけて、前線は本州付近に停滞するでしょう。前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となり、前線の活動が活発な状態が続く見込みです。
 
 [雨の予想]
  12日18時から13日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  加賀 120ミリ
  能登 100ミリ
  その後、13日18時から14日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  加賀 100から200ミリ
  能登 100から200ミリ
 の見込みです。
  その後も、前線は本州付近に停滞するため大雨が続き、総雨量がかなり多くなるおそれがあります。
 
 [防災事項]
  石川県では、これまでの大雨により、地盤の緩んでいる所があります。
  14日にかけて土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意・警戒してください。その後も警報級の大雨が継続するおそれがあります。また、落雷や突風にも注意してください。
 
 [特記事項]
  今後発表する警報、注意報、気象情報等に留意してください。
 
 [情報の発表予定]
  次の「大雨に関する石川県気象情報」は、13日6時頃に発表する予定です。