大雨と突風及び落雷に関する広島県気象情報 第6号
令和3年 8月12日16時36分 広島地方気象台発表

 広島県では、14日にかけて大雨となる見込みです。土砂災害、浸水害、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。

  前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、西日本では大気の状態が非常に不安定となり、前線の活動が活発となっています。華中から西日本にのびる前線は次第に北上し、山陰沖に停滞する見込みです。
  現在、広島県では雨は小康状態となっていますが、12日夜遅くから再び激しい雨が降り、13日未明から昼前にかけて南部を中心に局地的に非常に激しい雨が降る見込みです。14日にかけて、土砂災害、浸水害、河川の増水や氾濫に警戒してください。
 
  また、竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
  前線は来週にかけて日本付近に停滞する見込みです。
 
 <雨の実況>
  降り始め(11日16時00分)から12日16時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
   安芸太田町内黒山 103.0ミリ
    安芸太田町加計  95.0ミリ
     東広島市志和  82.5ミリ
   東広島市八本松町  80.0ミリ
    広島市佐伯湯来  75.5ミリ
 
 <雨の予想>
 12日から13日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部 70ミリ
  北部 70ミリ
 
 12日18時から13日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部 250ミリ
  北部 250ミリ
 その後、13日18時から14日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部 200から300ミリ
  北部 200から300ミリ
 その後も、降水量はさらに増える見込みです。
 
 <防災事項>
  土砂災害、浸水害、河川の増水や氾濫、竜巻などの激しい突風、落雷
 
  今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
 
  この情報は「大雨に関する広島県気象情報」を引き継ぐものです。
 
  次の「大雨と突風及び落雷に関する広島県気象情報」は、13日6時頃に発表する予定です。