大雨と突風及び落雷に関する岡山県気象情報 第5号
令和3年 8月13日05時54分 岡山地方気象台発表

 岡山県では、15日にかけて大雨となる見込みです。土砂災害に警戒してください。河川の増水や浸水害に十分注意してください。また、竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。

  西日本に停滞している前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、岡山県は大気の状態が非常に不安定となり、前線の活動が活発となっています。
 
  岡山県では、15日にかけて北部を中心に局地的に雷を伴った激しい雨が断続的に降るため、北部では14日未明までに大雨警報を発表する見込みです。前線の動きによっては、南部でも警報級の大雨となるおそれがあります。土砂災害に警戒してください。河川の増水や浸水害に十分注意してください。 
  また、竜巻などの激しい突風、落雷に注意してください。発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。
  前線は来週にかけて日本付近に停滞する見込みです。  
 
 <雨の実況>
  降り始め(11日19時00分)から13日5時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
   真庭市久世 74.5ミリ
   井原市佐屋 71.5ミリ
      新見 69.0ミリ
  
 <雨の予想>
 13日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部 30ミリ
  北部 30ミリ
 14日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部 30ミリ
  北部 30ミリ
 13日6時から14日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部 80ミリ
  北部 150ミリ
 その後、14日6時から15日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部 50から100ミリ
  北部 100から150ミリ
 その後も、さらに降水量は増える見込みです。
 
 <防災事項>
  土砂災害、河川の増水、浸水害、竜巻などの激しい突風、落雷 
 
  今後発表する警報、注意報、竜巻注意情報、気象情報に留意してください。
 
  次の「大雨と突風及び落雷に関する岡山県気象情報」は、13日17時頃に発表する予定です。