大雨と突風及び落雷に関する近畿地方気象情報 第4号
令和3年 8月13日05時32分 大阪管区気象台発表

 近畿地方では、13日昼過ぎから14日にかけて土砂災害に警戒してください。また、低い土地の浸水や河川の増水に十分注意してください。

  西日本付近に停滞する前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、近畿地方では大気の状態が非常に不安定となり、局地的に雷雲の発達しやすい状態が続いてます。この状態は、少なくとも15日頃にかけて続く見込みで、向こう一週間程度は、前線が西日本付近に停滞して大雨が続くおそれがあります。
  前線の位置や活動の程度によっては、15日頃にかけて警報級の大雨が続き、土砂災害や洪水害の危険度が高まる可能性があります。このため、気象台が発表する警報などの最新の気象情報を普段以上にこまめに確認するとともに、最新のキキクル(危険度分布)で状況を確認してください。
 
 [雨の予想]
  近畿地方では、14日にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みです。
  13日から14日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
   近畿北部 40ミリ
   近畿中部 40ミリ
   近畿南部 40ミリ
  13日6時から14日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
   近畿北部 150ミリ
   近畿中部 250ミリ
   近畿南部 250ミリ
  その後、14日6時から15日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
   近畿北部 100から200ミリ
   近畿中部 200から300ミリ
   近畿南部 200から300ミリ
  その後も大雨が続き、総降水量がかなり多くなるおそれがあります。
 
 [防災事項]
  土砂災害に警戒してください。
  低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
  竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。
  発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
 
 [補足事項]
  今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
  次の「大雨と突風及び落雷に関する近畿地方気象情報」は、13日16時頃に発表する予定です。