大雨と突風及び落雷に関する近畿地方気象情報 第3号
令和3年 8月12日16時23分 大阪管区気象台発表
近畿中部では13日夜遅くにかけて土砂災害に警戒してください。近畿地方では低い土地の浸水や河川の増水に十分注意してください。また、竜巻などの激しい突風や落雷にも注意してください。
前線が近畿地方に停滞しており、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、近畿地方では大気の状態が非常に不安定となり、局地的に雷雲が発達するおそれがあります。前線は13日にかけて近畿地方に停滞する見込みです。
その後も来週にかけて、前線が西日本付近に停滞するおそれがあります。前線の位置や活動の程度によっては、15日頃にかけて警報級の大雨となる可能性があります。
[雨の実況]
降り始め(11日14時00分)から12日16時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
京都府
京田辺 73.0ミリ
大阪府
生駒山 78.0ミリ
河内長野 78.0ミリ
和歌山県
田辺市龍神 137.0ミリ
奈良県
十津川村葛川 75.0ミリ
[雨の予想]
近畿地方では、13日にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みです。
12日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
近畿北部 30ミリ
近畿中部 30ミリ
近畿南部 30ミリ
13日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
近畿北部 30ミリ
近畿中部 40ミリ
近畿南部 40ミリ
12日18時から13日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
近畿北部 150ミリ
近畿中部 200ミリ
近畿南部 200ミリ
その後、13日18時から14日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
近畿北部 100から200ミリ
近畿中部 200から300ミリ
近畿南部 200から300ミリ
その後も大雨が続き、総降水量がかなり多くなるおそれがあります。
[防災事項]
土砂災害に警戒してください。
低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
[補足事項]
今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
次の「大雨と突風及び落雷に関する近畿地方気象情報」は、13日6時頃に発表する予定です。