大雨と落雷及び突風に関する四国地方気象情報　第４号
令和３年　８月１２日１１時０４分　高松地方気象台発表

　四国地方では、１４日にかけて大雨となり、その後も雨量が増える見込みです。１２日夕方から土砂災害に警戒してください。

　　前線が華中から西日本にのびています。前線は次第に北上し、１３日には西日本日本海側から北日本付近へのびる見込みです。その後も来週にかけて、前線は本州付近に停滞するでしょう。この前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み大気の状態が非常に不安定となるため１４日にかけて大雨となり、その後も雨量が増える見込みです。
　
　［雨の予想］
　　四国地方では、１２日の日中と１３日は、局地的に雷を伴った激しい雨が降るおそれがあります。
　
　１２日に予想される１時間降水量は、多い所で、
　　太平洋側　３０ミリ
　１３日に予想される１時間降水量は、いずれも多い所で、
　　瀬戸内側　３０ミリ
　　太平洋側　４０ミリ
　
　１２日１２時から１３日１２時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　瀬戸内側　１８０ミリ
　　太平洋側　２００ミリ
　
　その後、１３日１２時から１４日１２時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　瀬戸内側　１００から２００ミリ
　　太平洋側　２００から３００ミリ
　　
　［防災事項］
　　土砂災害に警戒してください。
　　低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
　　落雷、竜巻などの激しい突風に注意してください。
　　発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。また、屋外活動に注意してください。
　
　［補足事項］
　　今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
　　この情報は、「大雨に関する四国地方気象情報」を引き継ぐものです。
　　次の「四国地方気象情報」は、１２日１６時頃に発表する予定です。