大雨と雷及び突風に関する東海地方気象情報 第4号
令和3年 8月13日04時36分 名古屋地方気象台発表
東海地方では、15日にかけて雷を伴って激しい雨や非常に激しい雨が降り大雨となる所があるでしょう。土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、竜巻などの激しい突風、落雷に注意してください。
[気象概況]
前線が、対馬海峡付近から東日本を通って日本の東へのびており、15日にかけて本州付近に停滞する見込みです。前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となり、前線の活動が活発な状態が続く見込みです。
東海地方では、15日にかけて雷を伴って激しい雨や非常に激しい雨が降り、総降水量がかなり多くなって大雨となる所があるでしょう。
[雨の予想]
13日から14日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
愛知県 50ミリ
岐阜県 50ミリ
三重県 40ミリ
静岡県 50ミリ
13日6時から14日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
愛知県 200ミリ
岐阜県 250ミリ
三重県 150ミリ
静岡県 250ミリ
その後、14日6時から15日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
愛知県 200から300ミリ
岐阜県 200から300ミリ
三重県 100から150ミリ
静岡県 200から300ミリ
その後も、前線が本州付近に停滞して大雨が続くため、総降水量はかなり多くなるおそれがあります。
[防災事項]
土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、竜巻などの激しい突風、落雷、降ひょうに注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
[補足事項]
今後発表する警報、注意報、竜巻注意情報、気象情報に留意してください。また、土砂災害、浸水害、洪水の危険度に関しては、10分毎に更新されるこれらのキキクル(危険度分布)を確認してください。
次の「大雨と雷及び突風に関する東海地方気象情報」は、13日16時頃に発表する予定です。