大雨に関する長野県気象情報　第１号
令和３年　８月１１日１６時３０分　長野地方気象台発表

　長野県では、前線の影響で１２日午後から１４日にかけて大雨となる所があり、その後も雨量が増えるおそれがあります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。

　［気象状況と予想］
　　華中から九州付近にのびる前線が次第に東にのび、１２日から１４日頃にかけて関東甲信地方付近に停滞する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発な状態が続くでしょう。
　　このため、長野県では１２日昼頃から雷を伴った強い雨が降り始め、１４日にかけて、断続的に続く見込みです。
　　前線はその後も日本付近に停滞するため、大雨が続くおそれがあります。
　
　［防災事項］
　　長野県では、１２日午後から１４日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
　　１３日から１４日にかけては、前線の活動が活発となり、警報級の大雨となるおそれがあります。
　　また、落雷、突風、降ひょうにも注意してください。
　
　［量的予想］
　＜雨の予想＞
　１１日１８時から１２日１８時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　北部　４０ミリ
　　中部　５０ミリ
　　南部　６０ミリ
　
　その後、１２日１８時から１３日１８時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　北部　１００から１５０ミリ
　　中部　１００から１５０ミリ
　　南部　１００から２００ミリ
　の見込みです。
　
　［補足事項］
　　今後、発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報に留意してください。
　　また、土砂災害や浸水害及び洪水害の危険度に関しては「気象庁ホームページ」のキキクル（危険度分布）をご確認ください。
　　次の「大雨に関する長野県気象情報」は１２日１１時頃に発表する予定です。