大雨に関する石川県気象情報 第2号
令和3年 8月12日05時52分 金沢地方気象台発表
石川県では12日夜から13日にかけて大雨となり、その後も総雨量が増えるおそれがあります。土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意・警戒してください。
[要因]
前線が華中から西日本にのびています。前線は次第に北上し、13日には西日本日本海側から北日本付近へのびる見込みです。その後も来週にかけて、前線は本州付近に停滞するでしょう。前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となって、前線の活動が活発な状態が続く見込みです。
[雨の予想]
石川県では12日夜から13日にかけて大雨となる見込みです。
12日6時から13日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
加賀 60ミリ
能登 50ミリ
その後、13日6時から14日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
加賀 100から200ミリ
能登 100から150ミリ
の見込みです。
その後も、前線は本州付近に停滞するため大雨が続き、総雨量がかなり多くなるおそれがあります。
[防災事項]
加賀では、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があるため、少ない雨量でも土砂災害の発生するおそれがあります。石川県では、12日夜から13日にかけて土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意・警戒してください。14日以降も警報級の大雨が継続するおそれがあります。
また、落雷や突風にも注意してください。
[特記事項]
今後発表する警報、注意報、気象情報等に留意してください。
[情報の発表予定]
次の「大雨に関する石川県気象情報」は、12日17時頃に発表する予定です。