大雨に関する石川県気象情報 第1号
令和3年 8月11日16時39分 金沢地方気象台発表

 石川県では12日昼過ぎから13日にかけて大雨となり、その後も雨量が増えるおそれがあります。土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意・警戒してください。

 [要因]
  12日にかけて前線が大陸から次第に東にのび、その後しばらく日本付近に停滞する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が不安定となり前線の活動が活発な状態が続くでしょう。
 
 [雨の予想]
  石川県では12日昼過ぎから13日にかけて大雨となる見込みです。
  11日18時から12日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  加賀 50ミリ
  能登 40ミリ
  その後、12日18時から13日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  加賀 100から150ミリ
  能登 100から150ミリ
 の見込みです。
  前線がしばらく日本付近に停滞するため、その後も大雨が続き、総雨量が多くなるおそれがあります。
 
 [防災事項]
  加賀では、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があるため、少ない雨量でも土砂災害の発生するおそれがあります。石川県では、12日昼過ぎから13日にかけて土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意・警戒してください。落雷や突風にも注意してください。
  14日以降も警報級の大雨が継続するおそれがあります。
 
 [特記事項]
  今後発表する警報、注意報、気象情報等に留意してください。
 
 [情報の発表予定]
  次の「大雨に関する石川県気象情報」は、12日6時頃に発表する予定です。