大雨と落雷及び突風に関する福岡県気象情報 第5号
令和3年 8月12日05時50分 福岡管区気象台発表
福岡県では、13日にかけて土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。
対馬海峡付近に停滞する前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となり、前線の活動が活発となる見込みです。
このため、福岡県では引き続き13日にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。また、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。
14日以降も前線の影響で大雨となりやすい状態が続く見込みです。
<雨の実況>
降り始め(11日7時00分)から12日5時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
大牟田 128.5ミリ
柳川 118.0ミリ
久留米市耳納山 112.0ミリ
福岡市早良脇山 99.0ミリ
久留米市津福本町 96.5ミリ
<雨の予想>
12日から13日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
福岡地方 50ミリ
北九州地方 50ミリ
筑豊地方 50ミリ
筑後地方 50ミリ
12日6時から13日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
福岡地方 120ミリ
北九州地方 120ミリ
筑豊地方 150ミリ
筑後地方 150ミリ
その後、13日6時から14日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
福岡地方 200から300ミリ
北九州地方 200から300ミリ
筑豊地方 200から300ミリ
筑後地方 200から300ミリ
その後もさらに降水量が増える見込みです。
<防災事項>
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。
落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
今後発表する警報や注意報、竜巻注意情報、気象情報などに留意してください。
土砂災害や浸水害、洪水害のキキクル(危険度分布)に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
次の情報は、12日16時30分頃に発表する予定です。