大雨と突風及び落雷に関する近畿地方気象情報 第2号
令和3年 8月12日05時37分 大阪管区気象台発表

 近畿地方では、13日にかけて、局地的に雷を伴った激しい雨が降り大雨となるおそれがあります。その後も来週にかけて、大雨が続くおそれがあります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に十分注意し、竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。

  13日にかけて、西日本付近に前線が停滞する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、近畿地方では大気の状態が非常に不安定となり、局地的に雷雲が発達するおそれがあります。前線の活動が予想より活発になった場合には、警報級の大雨となる可能性があります。
  その後も来週にかけて、前線が西日本付近に停滞するおそれがあります。前線の位置や活動の程度によっては、15日頃にかけて警報級の大雨となるおそれがあります。
 
 [雨の予想]
  近畿地方では、13日にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みです。
 12日から13日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  近畿北部 30ミリ
  近畿中部 30ミリ
  近畿南部 30ミリ
 12日6時から13日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  近畿北部 100ミリ
  近畿中部 180ミリ
  近畿南部 180ミリ
 その後、13日6時から14日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  近畿北部 100から200ミリ
  近畿中部 200から300ミリ
  近畿南部 200から300ミリ
  その後も大雨が続き、総降水量がかなり多くなるおそれがあります。
 
 [防災事項]
  土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
  竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。
  発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
 
 [補足事項]
  今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
  次の「大雨と突風及び落雷に関する近畿地方気象情報」は、12日16時頃に発表する予定です。