大雨に関する全般気象情報 第1号
令和3年 8月11日04時48分 気象庁発表

 西日本では13日にかけて大雨となり、その後も雨量が増えるおそれがあります。土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。

 [気圧配置など]
  前線が大陸から次第に東にのび、しばらく日本付近に停滞する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発な状態が続くでしょう。
  
 [防災事項]
 <大雨>
  西日本では13日にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
  12日6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
   九州北部地方    200ミリ
   九州南部      180ミリ  
  その後、13日6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
   九州北部地方    200から300ミリ
   九州南部      100から200ミリ
   中国地方      100から150ミリ
 の見込みです。
  これまでの大雨により、地盤の緩んでいる所があります。土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
  前線はその後も日本付近に停滞するため、西日本ではさらに雨量が増え、東日本や北日本でも大雨となるおそれがあります。
 
 [補足事項]
  今後、地元気象台の発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報等に留意してください。次の「大雨に関する全般気象情報」は11日17時頃に発表する予定です。