大雨と落雷及び突風に関する福岡県気象情報 第3号
令和3年 8月11日05時56分 福岡管区気象台発表

 福岡県では、11日昼過ぎから13日にかけて局地的に雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り大雨となるおそれがあります。土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。

  大陸から東シナ海にのびる前線が、12日には対馬海峡付近まで北上し13日にかけて停滞する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となり前線の活動が活発となるでしょう。
  このため、福岡県では、11日昼過ぎから13日にかけて局地的に雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り大雨となるおそれがあります。
  8日から9日の大雨により地盤が緩んでいる所がありますので、土砂災害に厳重に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれがあります。
 
 <雨の予想>
 11日から12日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  福岡地方  30ミリ
  北九州地方 30ミリ
  筑豊地方  30ミリ
  筑後地方  50ミリ
 
 11日6時から12日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  福岡地方  100ミリ
  北九州地方 100ミリ
  筑豊地方  100ミリ
  筑後地方  120ミリ
 
 その後、12日6時から13日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  福岡地方  100から200ミリ
  北九州地方 100から200ミリ
  筑豊地方  100から200ミリ
  筑後地方  200から300ミリ
 その後もさらに降水量が増える見込みです。
 
 <防災事項> 
  土砂災害に厳重に警戒してください。
  低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
  落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
  発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
 
  今後発表する警報や注意報、竜巻注意情報、気象情報などに留意してください。
  土砂災害や浸水害、洪水害のキキクル(危険度分布)に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
 
  この情報は「大雨に関する福岡県気象情報 第2号」を引き継ぐものです。
  次の情報は、11日16時30分頃に発表する予定です。