大雨に関する九州南部・奄美地方気象情報 第11号
令和3年 7月11日05時08分 鹿児島地方気象台発表
九州南部では、11日昼前にかけて土砂災害に厳重に警戒してください。
九州南部では、これまでの記録的な大雨により土砂災害の危険度が高い所があります。11日昼前にかけて土砂災害に厳重に警戒してください。
梅雨前線は、対馬海峡付近に停滞する見込みです。この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、九州南部では、大気の状態が不安定となっています。
このため、九州南部では、少しの雨でも土砂災害が発生するおそれがあります。また、11日は落雷や突風に注意してください。
<雨の実況>
降り始め(9日5時00分)から11日5時00分までの降水量(アメダスによる速報値)※欠測値を含む
鹿児島県(奄美地方除く)
さつま町柏原 510.0ミリ
さつま町紫尾山 482.5ミリ ※
薩摩川内市中郷 278.5ミリ
<雨の予想>
11日に予想される1時間降水量は、多い所で、
鹿児島県(奄美地方除く) 20ミリ
11日06時から12日06時までに予想される24時間降水量は、多い所で、
鹿児島県(奄美地方除く) 50ミリ
<防災事項>
厳重警戒:土砂災害
注意事項:河川の増水、落雷、突風、急な強い雨
今後、発表する警報、注意報、気象情報等に留意してください。また、土砂災害や浸水害及び洪水害の危険度に関しては、「気象庁ホームページ」のキキクル(危険度分布)で最新の情報を確認してください。
次の地方気象情報は、11日11時頃に発表する予定です。
なお、この情報は「大雨と突風に関する九州南部・奄美地方気象情報 第10号」を引き継ぐものです。