大雨と落雷及び突風に関する宮崎県気象情報 第2号
令和3年 7月10日02時57分 宮崎地方気象台発表

 小林・えびの地区では、10日明け方にかけて低い土地の浸水に厳重に警戒してください。また、10日朝にかけて土砂災害に、10日明け方にかけて、河川の増水や氾濫に警戒してください。

  対馬海峡付近にある梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。
  このため、南部山沿いでは、10日明け方にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降るおそれがあります。
  また、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれがあります。
 
 <雨の実況>
  アメダスでは、10日02時50分までの1時間にえびの市えびので82.5ミリの猛烈な雨を観測しました。(速報値)
  降り始め(9日22時00分)から10日2時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
   えびの市えびの 123.0ミリ
    小林市南西方  80.0ミリ
 
 <雨の予想>
  10日00時から11日00時までの予想降水量(多い所)
  1時間降水量  70ミリ
  24時間降水量 150ミリ
 
 <防災事項>
  厳重警戒:低い土地の浸水
  警戒事項:土砂災害、河川の増水や氾濫
  注意事項:落雷や竜巻などの激しい突風
  発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には建物内に移動するなど安全確保に努めてください。
 
  今後、発表する警報や注意報、竜巻注意情報、気象情報等に留意してください。また、土砂災害や浸水害、洪水害のキキクル(危険度分布)に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
 
  この情報は「落雷と突風に関する宮崎県気象情報 第1号」を引き継ぐものです。
 
  次の情報は、10日06時頃に発表する予定です。