大雨と突風及び落雷に関する岡山県気象情報 第12号
令和3年 7月 9日16時48分 岡山地方気象台発表

 岡山県では、9日夜のはじめ頃にかけて土砂災害に警戒してください。河川の増水にも十分注意してください。10日は、午後を中心に局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みです。低い土地の浸水、竜巻などの激しい突風、落雷にも注意してください。

  梅雨前線が対馬海峡付近から本州を通って日本の東へのびており、ほとんど停滞しています。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。
  10日は、午後を中心に、局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みです。雨雲が予想以上に発達した場合は、警報を再び発表する可能性があります。 
  その後も、梅雨前線が本州付近に停滞するため、岡山県では11日にかけて大雨となるおそれがあります。
  また、竜巻などの激しい突風や落雷にも注意してください。
  発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。
 
  現在発表している、大雨警報は夜のはじめ頃までに解除の予定です。
 
 <雨の実況>
  降り始め(4日23時00分)から9日16時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
    美作市今岡 211.5ミリ
   真庭市上長田 192.0ミリ
       奈義 175.5ミリ
 
 <雨の予想>
 9日から10日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部 30ミリ
  北部 30ミリ
 9日18時から10日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部 80ミリ
  北部 80ミリ
 その後、10日18時から11日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部 50から100ミリ
  北部 50から100ミリ
 
 <防災事項>
  土砂災害、河川の増水、低い土地の浸水、竜巻などの激しい突風、落雷
 
  今後発表する警報、注意報、竜巻注意情報、気象情報に留意してください。
 
  次の「大雨と突風及び落雷に関する岡山県気象情報」は、10日6時頃に発表する予定です。