大雨と落雷及び突風に関する佐賀県気象情報 第7号
令和3年 7月10日05時47分 佐賀地方気象台発表

 佐賀県では、10日昼過ぎにかけて雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水に注意してください。

  梅雨前線が対馬海峡から本州を通って日本の東へのびており、ほとんど停滞しています。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、九州北部地方の上空約6000メートルには氷点下6度以下の寒気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となり、前線の活動が活発となるでしょう。
  このため、佐賀県では、10日昼過ぎにかけて雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。
  その後も、11日にかけて前線の活動の程度によっては大雨となる可能性があります。
  また、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。
 
 <雨の予想>
 10日から11日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部 50ミリ
  北部 50ミリ
 
 10日6時から11日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部 120ミリ
  北部 120ミリ
 
 その後、11日6時から12日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部 50から100ミリ
  北部 50から100ミリ
 
 <満潮時刻>
  大浦港 10日  8時59分 21時59分
      11日  9時38分 22時36分
 
 <防災事項>
  土砂災害に警戒してください。
  低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
 
  今後発表する警報や注意報、竜巻注意情報、気象情報などに留意してください。
  土砂災害や浸水害、洪水害のキキクル(危険度分布)に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
 
  次の情報は、10日16時30分頃に発表する予定です。