大雨と突風及び落雷に関する広島県気象情報 第9号
令和3年 7月 8日16時48分 広島地方気象台発表

 広島県では、8日夜のはじめ頃まで浸水害に、8日夜遅くまで土砂災害や河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。また、竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。

  梅雨前線が朝鮮半島から本州を通って日本の東へのびています。前線上の日本海西部には低気圧があり、日本海を東北東へ進む見込みです。引き続き前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、前線活動の活発な状態が続き、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
  このため広島県では、8日夜のはじめ頃にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降る見込みです。
 
  広島県では、降り始めからの総降水量が200ミリに達した所があります。
  広島県では、8日夜のはじめ頃頃まで浸水害に、8日夜遅くまで土砂災害や河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。また、竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。
  また、竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
 
  梅雨前線が本州付近に停滞するため、広島県では11日頃にかけて大雨となるおそれがあります。
 
 <雨の実況>
  降り始め(4日22時00分)から8日16時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
      廿日市津田 240.0ミリ
      広島市中区 232.5ミリ
   東広島市八本松町 214.0ミリ
         竹原 207.0ミリ
      三原市本郷 186.0ミリ
     北広島町八幡 179.0ミリ
      庄原市高野 174.5ミリ
   安芸太田町内黒山 166.0ミリ
      三次市君田 160.5ミリ
     東広島市志和 153.5ミリ
 
 <雨の予想>
 8日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部 50ミリ
  北部 30ミリ
 9日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部 40ミリ
  北部 40ミリ
 8日18時から9日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部 100ミリ
  北部 100ミリ
 その後、9日18時から10日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部 50から100ミリ
  北部 50から100ミリ
 
 その後も降水量は増える見込みです。
 
 <防災事項>
  広島県には土砂災害警戒情報が発表されています。
  土砂災害、浸水害、河川の増水や氾濫、竜巻などの激しい突風、落雷
 
  今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
  
  この情報は「大雨に関する広島県気象情報」を引き継ぐものです。
 
  次の「大雨に関する広島県気象情報」は、9日0時頃に発表する予定です。