大雨に関する岡山県気象情報 第6号
令和3年 7月 8日11時49分 岡山地方気象台発表

 岡山県では、8日夕方まで土砂災害に厳重に警戒してください。

  梅雨前線が朝鮮半島から本州を通って日本の東へのびています。前線上の日本海西部には低気圧があり、日本海を東北東へ進む見込みです。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発となっているため、大気の不安定な状態が続くでしょう。
  このため岡山県では、9日にかけても断続的に雨や雷雨となる見込みです。これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があるため、岡山県では8日夕方まで土砂災害に厳重に警戒してください。河川の増水にも注意してください。
  その後も、本州付近に梅雨前線が停滞するため、岡山県では10日頃にかけて大雨となるおそれがあります。
 
  <雨の実況>
  降り始め(4日23時00分)から8日11時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
    美作市今岡 191.5ミリ
       奈義 163.0ミリ
   真庭市上長田 155.0ミリ
 
  <雨の予想>
 8日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部 20ミリ
  北部 20ミリ
 9日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部 20ミリ
  北部 20ミリ
 8日12時から9日12時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部 80ミリ
  北部 80ミリ
 その後、9日12時から10日12時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部 50から100ミリ
  北部 50から100ミリ
 
  <防災事項>
  土砂災害、河川の増水、落雷、突風
 
  今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
 
  次の「大雨に関する岡山県気象情報」は、8日17時頃に発表する予定です。