大雨と落雷及び突風に関する福岡県気象情報 第4号
令和3年 7月 9日05時57分 福岡管区気象台発表

 福岡県では、11日にかけて大雨となるおそれがあります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

  朝鮮半島にある梅雨前線が対馬海峡を南下し、11日にかけて九州北部地方に停滞する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
  このため、福岡県では、9日昼過ぎにかけて局地的に雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、11日にかけて大雨となるおそれがあります。
 
 <雨の予想>
 9日から10日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  福岡地方  40ミリ
  北九州地方 40ミリ
  筑豊地方  40ミリ
  筑後地方  50ミリ
 
 9日6時から10日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  福岡地方  120ミリ
  北九州地方 120ミリ
  筑豊地方  120ミリ
  筑後地方  150ミリ
 
 その後、10日6時から11日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  福岡地方  100から150ミリ
  北九州地方 100から150ミリ
  筑豊地方  100から150ミリ
  筑後地方  100から150ミリ
 
  <防災事項>
  土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
  落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
 
  今後発表する警報や注意報、竜巻注意情報、気象情報などに留意してください。
  土砂災害や浸水害、洪水害のキキクル(危険度分布)に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
 
  次の情報は、9日16時30分頃に発表する予定です。