大雨に関する岡山県気象情報 第4号
令和3年 7月 8日06時26分 岡山地方気象台発表

 岡山県では、8日昼前まで土砂災害、河川の増水や氾濫に警戒し、8日朝まで浸水害に警戒してください。

 梅雨前線が朝鮮半島から本州を通って日本の東へのびています。8日は前線上の日本海西部に低気圧が発生し、日本海を東北東へ進む見込みです。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発な状態となり、大気の状態が不安定となっています。広島県にある発達した雨雲が東に進み、岡山県に流れ込む見込みです。
  このため岡山県では、8日朝まで局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みです。また、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があるため、岡山県では8日昼前まで土砂災害、河川の増水や氾濫に警戒し、8日朝まで浸水害に警戒してください。
 
  その後も、本州付近に梅雨前線が停滞するため、岡山県では10日頃にかけて大雨となるおそれがあります。
 
  <雨の実況>
  降り始め(4日23時00分)から8日6時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
    美作市今岡 183.5ミリ
       奈義 154.0ミリ
   真庭市上長田 142.5ミリ
 
  <雨の予想>
 8日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部 30ミリ
  北部 30ミリ
 8日6時から9日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部 70ミリ
  北部 70ミリ
 その後、9日6時から10日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部 50から100ミリ
  北部 50から100ミリ
 
  <防災事項>
  土砂災害、河川の増水や氾濫、浸水害、落雷、突風
 
  今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
 
  次の「大雨に関する岡山県気象情報」は、8日12時頃に発表する予定です。