大雨に関する岡山県気象情報　第３号
令和３年　７月　７日１６時１６分　岡山地方気象台発表

　北部では、８日昼前まで土砂災害に厳重に警戒し、河川の増水や氾濫にも警戒してください。浸水害にも十分注意してください。

　　梅雨前線が朝鮮半島から本州を通って日本の東へのびており、８日にかけて、本州付近に停滞する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、前線の活動が活発となり、中国地方では大気の状態が不安定となっています。
　　７日の大雨により、弱い雨でも土砂災害の発生するおそれがあります。
　　８日未明から朝にかけて北部を中心に雷を伴った激しい雨を見込んでおり、土砂災害の危険度がさらに高まり警報の発表地域が広がる可能性があります。
　　現在、土砂災害警戒情報が発表されている市町村があります。土砂災害に厳重に警戒し、河川の増水や氾濫にも警戒してください。浸水害にも十分注意してください。
　
　＜雨の実況＞
　降り始め（４日２３時００分）から７日１６時００分までの降水量（アメダスによる速報値）
　　　　美作市今岡　１３９．５ミリ
　　　真庭市上長田　１２７．５ミリ
　　　　　　　奈義　１１０．５ミリ
　
　＜雨の予想＞
　７日から８日にかけて予想される１時間降水量は、いずれも多い所で、
　　南部　２０ミリ
　　北部　３０ミリ
　７日１８時から８日１８時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　南部　７０ミリ
　　北部　１００ミリ
　　その後、８日１８時から９日１８時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　南部　およそ５０ミリ
　　北部　５０から１００ミリ
　
　＜防災事項＞
　　土砂災害、河川の増水や氾濫、浸水害、落雷、突風
　
　　今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
　
　　次の「大雨に関する岡山県気象情報」は、８日６時頃に発表する予定です。