大雨に関する鳥取県気象情報 第6号
令和3年 7月 7日20時51分 鳥取地方気象台発表

 鳥取県では、記録的な大雨となっています。8日昼前まで土砂災害に厳重に警戒してください。また、8日朝まで浸水害、河川の増水や氾濫に警戒してください。

  梅雨前線が朝鮮半島から本州を通って日本の東へのびており、8日にかけて、本州付近に停滞する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、前線の活動が活発となり、鳥取県では大気の状態が不安定となっています。このため鳥取県では、8日朝まで局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みです。
 
  鳥取県では、土砂災害警戒情報の発表している市町村があります。
  降り始めからの総降水量が300ミリに達し、7月の月降水量の平年値を超えている所があり、記録的な大雨となっています。土砂災害に厳重に警戒してください。また、浸水害、河川の増水や氾濫に警戒してください。
  
  その後も、本州付近に梅雨前線が停滞するため、鳥取県では10日頃にかけて大雨となるおそれがあります。
 
 <雨の実況>
  降り始め(4日18時00分)から7日20時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
   倉吉市大塚 342.0ミリ
   大山町塩津 325.5ミリ
   鳥取市鹿野 302.0ミリ
   鳥取市青谷 301.0ミリ
    境港市境 235.5ミリ 
  
 <雨の予想>
 7日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  東部   30ミリ
  中・西部 30ミリ
 8日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  東部   40ミリ
  中・西部 40ミリ
 7日18時から8日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多
 い所で、
  東部   150ミリ
  中・西部 150ミリ
 その後、8日18時から9日18時までに予想される24時間降水量は、い
 ずれも多い所で、
  東部   50から100ミリ
  中・西部 50から100ミリ
 その後も降水量は増える見込みです。
 
 <防災事項>
  土砂災害、浸水害、河川の増水や氾濫、落雷、突風
 
  今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
  
  次の「大雨に関する鳥取県気象情報」は、8日6時頃に発表する予定です。