大雨に関する鳥取県気象情報 第3号
令和3年 7月 7日11時26分 鳥取地方気象台発表

 鳥取県では、7日昼過ぎまで局地的に雷を伴った非常に激しい雨の降るおそれがあります。土砂災害、浸水害、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。

  梅雨前線が朝鮮半島から山陰沖に停滞しています。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、前線の活動が活発となり、大気の状態が不安定となっています。
  7日11時の気象レーダー観測では、発達した雨雲が山陰に流れ込み、鳥取県では非常に激しい雨の降っている所があります。引き続き、7日昼過ぎまで局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降る見込みです。
 
  また、鳥取県では、降り始めからの総降水量が200ミリに達し、7月の月降水量の平年値を超えている所があり、記録的な大雨となっています。土砂災害、浸水害、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。
 
  その後も、本州付近に梅雨前線が停滞するため、鳥取県では10日頃にかけて大雨となるおそれがあります。
 
 <雨の実況>
  降り始め(4日18時00分)から7日11時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
   大山町塩津 205.5ミリ
   倉吉市大塚 205.0ミリ
   鳥取市鹿野 179.5ミリ
   鳥取市青谷 176.5ミリ
    境港市境 147.5ミリ 
 
 <雨の予想>
 7日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  東部   50ミリ
  中・西部 50ミリ
 8日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  東部   30ミリ
  中・西部 30ミリ
 7日12時から8日12時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  東部   120ミリ
  中・西部 120ミリ
 その後、8日12時から9日12時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  東部   50から100ミリ
  中・西部 50から100ミリ
 その後も降水量は増える見込みです。
 
 <防災事項>
  土砂災害、浸水害、河川の増水や氾濫、落雷、突風
 
  今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
  
  次の「大雨に関する鳥取県気象情報」は、7日17時頃に発表する予定です。