大雨に関する全般気象情報 第14号
令和3年 7月 7日04時55分 気象庁発表
西日本から東日本の日本海側を中心に、8日にかけて非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
[気圧配置など]
梅雨前線が朝鮮半島から本州を通って日本の東へのびており、前線上の低気圧が能登半島沖を東へ進んでいます。前線は8日にかけて、本州付近に停滞する見込みです。前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込むため、西日本から東日本の日本海側を中心に前線の活動の活発な状態が続くでしょう。
[防災事項]
<大雨>
西日本から東日本の日本海側では非常に激しい雨が降っている所があり、土砂災害の危険度が高まっている所があります。
引き続き、西日本から東日本の日本海側を中心に、8日にかけて雷を伴って非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
8日6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
中国地方、九州北部地方 150ミリ
北陸地方、近畿地方 100ミリ
東海地方 80ミリ
東北地方 60ミリ
その後、9日6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
北陸地方、近畿地方、中国地方
50から100ミリ
の見込みです。
土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
その後も10日頃にかけて本州付近に前線が停滞するため、西日本から東日本の日本海側を中心に、大雨となりやすい状態が続く見込みです。
[補足事項等]
今後、地元気象台の発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報等に留意してください。次の「大雨に関する全般気象情報」は、7日17時頃に発表する予定です。